うつ病で苦しむ日々…【 特別障害者手当 】をもらうことは出来ますか?

特別障害者手当 うつ病でももらえますか? 受給条件や申請方法について教えて 申請時に間違いやすい点は?


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特別障害者手当とは?

等級の高い障害者手帳を所持している人(ただし、所持は必須では無い)がもらえる手当の一つであり、重度の障害がある人に給付されるものです。
申請には医師の診断書 等が必要です(詳細後述)。


🤔 うつ病で 特別障害者手当をもらうことは出来ますか?

というご質問が多く寄せられるため、以下簡潔に回答します。

 

手当の額は?

障害の程度や所得 等によって異なりますが、月額27,980円(令和5年4月以降の額)が給付されます。

 

障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)は必須?

障害者手帳を所持していなくても、特別障害者手当をもらうことができます。

障害者手帳は「身体障害者福祉法」
特別障害者手当は「特別児童扶養手当等の支給に関する法律」

それぞれ別のルールのため、障害者手帳を所持していなくても障害の程度が要件を満たせば受給可能です。

 

うつ病の方が手当を受けるための要件

特別障害者手当の受給は、身体障害者や知的障害者などの障害を有しており かつ 障害の程度が重度である必要があります。
精神的な障害である うつ病も受給対象となりますが、手当を受けるためには厚労省が定めた要件を満たす必要があります。

具体的な要件は以下です。

  1. うつ症状が高度で かつ 持続したり頻繁に繰り返される
  2. 日常生活に常時特別な介護を必要とする
  3. 20歳以上(年齢上限は無し)
  4. 在宅であること(病院等に入院している場合は受給不可)

 

上記について、さらに具体的な要件を東京都の福祉保健局に確認しました。
以下、参考になさってください。

“ 原則として常時介護が必要な患者を対象としている。
日常生活の能力値として、食事やトイレ/衣服の着脱/買い物や第三者との会話 等が著しく困難であることが要件。
数値的に言うと「日常生活上の8割は一人ではままならない」という障害の程度を有する方が対象となる。 ”

 

「日常生活能力の程度」という基準

うつ病の障害の程度を認定する基準として「日常生活能力の程度」という評価方法が定められています。

各該当の項目を選択し、合計14点以上の場合に給付の対象となります。
主観ですが、上記を満たすには障害者手帳 3級程度ではなく、1級または 2級で重度の方が対象という見方が順当でしょう。

🍀要件を満たすと判断された方は、次章以下を参考になさってください。

 

申請方法と失敗例

 

申請方法

申請時には以下が必要です。

  • 身分証明書(免許証 等)
  • 障害者手帳(無くても申請可能)
  • 医師の診断書(現在の通院先または居所に近い指定医療機関を調べて予約)
  • 所得証明書や預貯金通帳(資産状況を確認するため)

 

申請手続き全体の流れは以下です。

あなたの居所のある市区町村役場の窓口(障害福祉課 等)で
申請用紙(認定請求書、診断書 等)を受領

画像:下向きの矢印

通院先の主治医へ診断書の作成を依頼

画像:下向きの矢印

本人または代理人が市区町村役場の窓口へ以下を持参して申請(郵送も可)

・特別障害者手当認定請求書
・診断書(所定様式)
・本人名義の預金通帳
・印鑑
・所得証明書

画像:下向きの矢印

認定審査

画像:下向きの矢印

認定後、申請月の翌月から給付開始

 

こちら、参考資料として念のため。
⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩
厚労省のサイト > 特別障害者手当

 

申請でよくある失敗例

申請時によくある失敗例は以下の3つです。

  • 必要書類の不備
  • 申請書の記入ミス
  • 提出期限の遅れ

 

申請が承認された後の注意点として、手当を受け取ることで税金や社会保険料の支払い義務が発生する場合があります。

この点、必要に応じて以下に相談して 正確な情報を得ておくようご留意ください。

  • 自治体の担当課(居住地の役所の障害福祉課 など)
  • 障害者関連の実務(障害者雇用や障害者年金 等)を取り扱う社会保険労務士(料金例:初回1時間で4,000円程度)

ーーーーーーーーーーーーー

以上です。

うつは、焦らずに長期的な視点で治癒してゆきましょう。
特別障害者手当は、あなたの生活経済を安定させてくれる制度です。

うつ病を患っている方のご家族が申請されるケースが多いと思われますが、受給の要件を満たす場合は ぜひ申請をお勧めいたします。

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今回は WordPress の設定という、いつもとは少々毛色の異なる記事をアップいたしました。

『スロウ人のお悩み解消Site』では 傷病手当金・失業手当の受給申請ノウハウ を皮切りに、生活を安定させるための諸々の制度紹介に焦点を当てた記事をリリースして参りました。

今後も、お役に立ちながら寄り添う記事の執筆に努めますので どうかご期待ください!


今回もお目通し、ありがとうございました!
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